マグニフィカESAM1000SJ修理  臼(グラインダー)掃除と挽き調整幅の拡大

| コメント(0)

ずいぶん前に購入したマグニフィカの臼が壊れたようで、エスプレッソを抽出しようとしてもエラーになる。エラーになりつつバッコンバッコン(抽出ユニットの動く音)はしている。バッコンバッコンしているということはコーヒー豆のカスが出てよさそうなものだが、全くでない。たぶん臼のどこかに豆が入り込んだのだろう...そんなふうに想像しながら分解した。


  1. まず本体外周部(左右と後ろ)に見えるネジを外す。

    IMG_20170824_180032.jpg
  2. 背中のパーツを取り外し左右をスライドさせると制御基盤が見えます。
    IMG_20170824_180210.jpgIMG_20170824_180435.jpg
  3. 臼を取り外すには電源ケーブルを取り外す必要があります。電源ケーブルはギボシ端子で制御基盤に接続されています。油性マジックでどの端子がどこに接続していたか基盤側と端子側にマーキングしてから取り外してください。この2本以外の電源・制御ケーブルは取り外ししません。
    IMG_20170824_180929.jpg
  4. 臼を取り外します。臼はネジ止めされていません。電源ケーブルだけ抜いて上のほうに引っ張れば取れます。取り付けるときも上からスポッとはまります。これらはいくつかのパーツに分かれています。その組み合わせ位置は試行錯誤すればなんとか合うのですが、無駄な苦労をしたくない人は油性マジックで組み合わせ位置をマーキングしたほうがいいと思います。特に挽き具合を調整するネジの位置(外から見える白いギアの組み合わせ位置)はマーキングしないと何度も組み立て分解することになります。(私は挽き調整の限界を取り払ったので不要でしたが)
    IMG_20170824_182733.jpg
  5. 臼から豆受けを外すとこんなふうになっています。赤っぽいのはゴム、それ以外はプラスチックです。挽かれた豆は臼の下に隠されたギアで左側の黒い部品の方に押し出され、抽出機へ送られます(黒い部品を覗き込むと側面に穴があります)。
    一番右の臼は星型ネジで固定されています。私はこの臼の溝にコーヒーカスが詰まっていました(臼のデコボコが無くなってコーヒー豆を砕けなくなっていた)。星型ドライバーがなくても爪楊枝でホジホジすればカス掃除できます。写真はありませんが取り外すと奥にコーヒー粉を横方向に押し出す歯車があります。
    IMG_20170824_181527.jpgIMG_20170824_181532.jpgIMG_20170824_181543.jpgIMG_20170824_181607.jpg
  6. 臼の清掃を終えたら逆に組み立てます。ここがちょっと面倒です。マーキングしてあればその位置で問題ないですが、組み立てて本体へ取り付けした後豆の挽き具合調整が出来るようにするにはきちんと設計どおり組み立てないといけません。(適当に組み立てると挽き調整ができない)
    IMG_20170824_181637.jpgIMG_20170824_181954.jpgIMG_20170824_181959.jpgIMG_20170824_182013.jpg
  7. 次は挽き調整幅の拡大を行います。標準だと270度くらいしか回転しない調整ネジを自由に回せるようになります。ただしめいいっぱい細かくして抽出するとポンプが負けてでてきません。それでも調整幅が広がったほうがよいと思ったので改造しました。赤丸部分をカットすると調整制限がなくなります。
    IMG_20170824_182229.jpgIMG_20170824_182515.jpg
  8. 組み立てが終わったら臼の挽き具合を調整してください。この際かなり豆を消費するはずです。まずすぎず、高すぎない豆を400g程度用意しておくと良いと思います。
    調整幅を拡大した場合シングルとダブル両方にあわせた調整は難しいと思います(恐らく標準より細かく挽く設定にするでしょうから)。
    どちらかをターゲットにして調整してください。
    調整する際に気をつけることは臼の中に0.5杯分くらいのコーヒー粉が残留することです(臼の星型ネジを外した人はその理由を見ることができるはずです)。設定を変更しても次の1杯で判断してはだめです。それは捨てて、その次の1杯で判断しましょう(だから豆が大量に消費されます)。

コメントする

このブログ記事について

このページは、powerpcが2017年9月23日 14:07に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ブラーバジェット購入」です。

次のブログ記事は「エアコン取り付けDIY 簡単じゃない!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。